【コラム】仕事の質はコミュニケーションの質で決まる
コロナウイルスの罹患者が全国的に増えてきています。
命と経済のバランスをとるためにも、とにもかくにも一日も早いワクチンの完成が望まれるのに尽きるのではないでしょうか。
コロナ禍から気づくこと
コロナウイルスの影響でテレワークやオンラインの営業など様々変化が出てきています。
ただ、一様に「やってみたら、そんなに苦にならない」という声が多く聞かれます。皆様はいかがでしょうか?
これってよくよく考えると「やり方」が直接か間接かの違いであって、根幹から覆っているわけではないから当たり前といえば当たり前ではないでしょうか。
仕事の本質的なコツとは?
では、仕事をスムーズにそして効果的に行うための根幹にあるものとは何か。その一つはやはり「コミュニケーション」だと私は思っています。
ZOOMなどのオンラインの営業や研修をしている人にコミュニケーションをとることが難しいからこそ、直接顔を合わせて話すよりも一生懸命伝えようとするし、また聞こうとすると伺いました。私の中ではとても納得感があります。
どんな状況であっても一生懸命相手に伝えようとする気持ちは伝わりますよね。
コミュニケーションなきところにいい仕事なし
相手と同じ思いをもって仕事をしようとするかどうかはスムーズに仕事を進められるか、そして最終的にその仕事の質を決めるくらい重要です。それを可能にするのが相手に的確に情報を伝えようとしているか、もしくは確認しようとしているかではないでしょうか。そう、つまりはきちんと相手とコミュニケーションをとれているかどうかに尽きるのです。
コミュニケーションの質×量=仕事の質
たとえば私の場合、同僚から仕事の依頼を受けそれに対応する場合が多いです。そのため相手からの指示が具体的で何を求めているのかがわかりやすいと自分でも仕事がしやすいし、仮に足りない情報があったとしても、自分なりに予測して仕事をすることができます。
一方あいまいな指示を受けてしまうとどうにも仕事がやりづらいです。なぜなら相手からの指示をもとにした仕事のため、自分の意向だけでは求められていることに答えられない場合があるからです。
情報が足りずに仕事をしづらいので私自身も自らコミュニケーションをとって情報を得ようとしなければいけないのは自覚しているのですが、同じようなあいまいな指示を多く出す相手には声をかけづらく思ってしまい、ついつい仕事の質も下がるように思います。周りを見てもやはり情報を共有している人同士は意識のずれが小さいように思うし、スムーズに仕事を進めているように思います。
「ZOOMだ。テレワークだ。」などいろいろな視点で働き方も議論されていますが、こういう時こそ基本から見直すことが重要なのだと思います。内部でも外部でも仕事をする相手とはしっかりコミュニケーションをとり、互いに気持ちよく仕事をしたいものですね。
株式会社エルシーアール 管理部 係長 生方 優子