【コラム】組織の活性化への取組み①
朝晩の冷え込みが強くなり、本格的に秋から冬へ様変わりしてきました。北海道ではコロナが過去最高の罹患者が出ていることで、冬場の感染拡大への心配が囁かれています。
体調を崩しやすい季節です、皆さん体調管理には気を付けてくださいね。
固定化した人間関係の良さと課題
さて、今日は弊社で行われた何気ない会議で感じたことを書いてみたいと思います。テーマは組織の活性化につながるための取り組みに関することです。
弊社は10名程度の社員の小さな会社です。規模は小さいといってもコンサルティング会社であるため、営業職の社員やコンサルタントは仕事を通じてたくさんの人と関わることがあります。しかし、私をはじめとする間接部門の社員は、一日社内でのデスクワークがメインです。さほど人との交流があるとは言えません。ありがたいことに私たち間接部門の人は定着していることもあり、ここ10年ほど固定のメンバーで仕事をしています。気心の知れたメンバーで仕事をすることは互いの個性も知っているため仕事をしていく上でプラスに働くことも多いのですが、もちろん弊害もあります。
いろいろ考えすぎるあまり・・・
その一つが、どうしても自分の感覚で業務をこなしてしまうことがあることです。ついつい慣れきった仕事の仕方の弊害で、自分のパターンでこなしてしまっている自覚もあります。
そうは言っても自分の中で気づきが生まれることもあります。それが自分の範囲のことでしたら、すぐに改善するなどやり方を変えます。ただそれが、周りの人に影響及ぼすとなると話が別です。良かれと思ってアイデアを発信しても「周りを巻き込んで結局迷惑かな?」「余計なことは言わないほうがいいかな」などと考えると、ついつい腰が引けてしまい、特に触れずに流してしまうこともあります。
ただ、それは私に限ったことだけでなく、人間関係が固定しがちな中小企業ではどこでも起こりうることのようにも思うのです。皆様の職場はいかがでしょうか?(つづく)
株式会社エルシーアール 管理部 係長 生方 優子