【コラム】組織の活性化への取組み②
新しい風がもたらすこと
そんな私が先日ちょっと新鮮な気持ちで参加した会議がありました。ある商材を弊社に導入するかどうかについて検討する機会だったのですが、担当からそのツールの内容や期待できる効果などについて説明を聞きながら私たちの質問を投げかけるような会議でした。
その商材についてなんとなく聞いたことがあるものではあったものの、詳しくは知らなかったこともあってか、私も含め参加者が積極的に質問をしていました。私も自然と疑問がわいてきて質問をしていました。
会議の中身とは別の効果も感じていました。いつもと異なる雰囲気と思考が相まってか、会議に関連するまた別のアイデアや自分の中で漠然と残っていた気づきが頭の中に浮かんできました。
「会社として新しいことを始める・導入」という新しい風が吹き込もうとすることで、思考が活性化し、他の面でも組織や仕事のやり方などを改善するきっかけになりうるのだと実感しました。また、そういう場にいて私自身が新鮮で心地よくもありました。
固定化しがちな中小企業こそ取り組むべきこと
そう考えると、関係性や組織が固定化してしまう傾向がある中小企業こそ、新鮮な風を吹き込むような仕組みが必要なのだと改めて感じました。
例えば、参加者全員がフリートークで自分が最近考えていることや気づいたことを自由に出し合ったり、それに対して言い合ったりする機会設けるもいいですよね。もちろんそれは、正解・不正解もなく、「ブレスト」のように何を言ってもOKであり、そこからみんなで改善点や課題を模索していく・・・。
また、お互いに考えを伝えあうことは人間関係を良好にするうえでも非常に大きい効果があるとも聞きます。特にコロナ禍の今はコミュニケーションが減っているまさに今だからこそ必要なのだと思います。
会社のしくみとして一人一人の気づきや考えをどんどん生かして新鮮な気持ちで働く、そんな仕組みや取り組みをぜひ皆さんの会社でも考えてみてはいかがでしょうか?
株式会社エルシーアール 管理部 係長 生方 優子
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