【コラム】ウィズコロナ時代のキーワード

 

 

 

 

 

 

 

コロナウイルスと酷暑に翻弄された夏も終わり、9月に入りました。みなさんの夏はいかがでしたでしょうか?当然ながら、お祭りや花火などのイベントなどが中止となり、「今年は結局、どこへも行かなかったし、何もできなかった」という方も多いのではないかと思います。

 

感染予防は各人の行動

私は、感染者が一時減ったころ、リトリートセミナーの申込をしました。会場は東京の郊外でした。会場は問題ないにせよ、栃木から埼玉、東京都心を電車で移動すること(しかも乗る人が多い)を踏まえると正直、不安を感じました。何度も主催者やスタッフに電話し、「オンラインで開催できないか」と交渉しましたが、オフラインでの実施が前提でしたので、難しいという回答でした。そのため、非常に残念でしたがキャンセルしました。しかし後からその期間中、連日「東京400人超え」など報道されていたので、その決断で正解だったと思います。

 

もし、参加した後に、のどの痛みや倦怠感、頭痛などが出れば「もしかして?」と急に不安になりますものね。そして、周囲にも迷惑がかかります。おそらく緊急事態宣言が再び発動されない限りは、自己責任ということになり、各人が気を付けていかないといけないのかもしれません。それなので、私はスーパー、屋外(密ではないところ必須)以外は、ほぼ足を踏み入れていません。

 

幅が広がるオンラインの可能性

細心の注意を払っているため、趣味などに関することも、オンラインで完結できるものはそうしています。会議やヨガのレッスン、お茶会はもうお馴染みですよね。調べてみると、楽器や歌、料理教室、家庭菜園教室、占い鑑定などいろいろあります。なかには乗馬のレッスンも。

さすがに馬を用意するのは個人では難しいので、エクササイズやトレーニングのやり方のレクチャーだそうです。また、インドからの歌と演奏の生ライブも配信され、私も何度か視聴しました。また、スマホの画面越しにスタッフがお客さんの気に入ったメロンを取るという「バーチャルメロン狩り」もあります。

 

気になるのは「バーチャルツアー」と題し、ハワイなどの観光地から、現地ガイドが見どころを解説するということを企画している旅行会社もありました。このような状況になってから、旅行好きの私とすると、飛行機が飛ばないことで現地のガイドの方々を含め様々な休業している会社もあるだろうと気がかりでしたが、知恵を絞って様々な企画をしているのですね。

 

変化できる者が生き残る?

コロナ禍という、想定外であり前代未聞のことで起きたことで、今までのやり方をガラッと変えざるをえなくなった方も多いと思います。今年の初めには、このような世の中になるとは誰しも思わなかったでしょう。こうしてみると、ダーウィンの言葉「最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるのでもない。唯一生き残ることが出来るのは、変化できる者である」を思い出します。

 

秋冬にかけて、第3波、第4波?もしくは新たなウイルスが?など色々と話題がでていますが、常に変化に適応できるというのはこれからの必須条件ですよね。そのためには、日頃の情報収集や「自分には何かできるか?」などの問いかけが必要となってくるかもしれません。

株式会社エルシーアール 管理部 寺内 寿江