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渡辺孝雄の事業承継・個別相談
今、このような悩みを持たれています経営者の皆様、私(株式会社エルシーアール創業者 渡辺孝雄)なりに誠実に相談にのります。
(後継者の問題) その1、後継者をどのように探し、決め、育てたらよいのか?
(企業存続の問題)その2、何とか企業を存続させたいが、会社譲渡などは可能なのか?
(事業発展の問題)その3、今の本業を続けていったら事業は発展できるのか?
これら3つの問題は、経営者にとっての“最重要課題”であり、世の経営者であれば必ず大なり小なり、そして、遅かれ早かれ抱えるものです。
・後継者を英語で 「Successor」と言います
・企業存続は・・・ 「Going concern」
・事業発展は・・・ 「Business development」
私はこれら3つキーワードの英語頭文字をとって“SGB問題”と呼んでいます。
なぜ私が、経営者にとって最重要課題の相談を受けさせて頂くのか?
それは、このSGB問題に対して私自身、経営者として自らが対峙し、実際に解決に向けて多くの苦悩を体験したからです。そして、その体験から確かな教訓を得ることができました。
私の体験
- 私は29歳で1社創業し、35歳までに3社を創業しました。現在、65歳です。その3社はそれぞれ30年以上の社歴となっています。この間に、後継者にバトンタッチをすることができました。(社内の生え抜き人材と社外の企業に)
- 3社の創業時には県内の上場企業3社、地元優良企業16社に株主になって頂き、出資金を3社合わせて8700万円を募りました。自らが経営者を退任する直前には、すべて出資金を募集時の価格以上で買い戻しさせて頂きました
- 後継者への事業承継にあたり、社内人材への株式譲渡(MBO)の経験と、社外の企業への株式譲渡(M&A)を正式な手続きを経て実現しました
*MBO:経営幹部もしくは社員が会社を引き継ぐ*M&A:社外の会社が会社を引き継ぐ - 事業承継した1社では、社長交代をした3年後、その後継者が病気で急逝し、急きょ私が社長に再就任しました。その後、15年間が経ち再び社長交代をした経験があります
- 後継者もしくは後継社への株式譲渡後、自らの立場、身の振り方、収入の在り方、個人の相続・節税対策には相当な苦心経験があります。(多種多様の専門家との協議の上、効果的な方策を緻密につくり上げ実行に移しています)
- 事業継承への一番の心構えは、絶対に倒産しないことです。そして、前準備を重ねながら理想とする事業承継のストーリーをつくりあげることです。収益構造、ビジネスモデルはどのように構築するか?組織と人材はどうつくり込みするか?そして、第三者に承継するためには何を、どこを、どのように改善し、スマートにスムーズに渡せるか?合わせて企業価値をどう高めるかなど・・・。じっくりと練り上げ、実行に移してきました
- おかげさまで3社とも30年以上、企業の存続発展を遂げることができ、結果として理想と思える事業承継ができました。同時に、私なりの納得できるハッピーリタイアメントも実現できたと思っています。
経験に基づくアドバイス
- 事業承継やM&Aなどの企業存亡における重大事項についての確かなアドバイスは、やはり、経営者として長い間、連帯保証の責任を負い、事業展開におけるリスクを体を張って背負ってきた者でないとできないように思います。なぜなら、経験者だからこそ実体験の中から得た知恵(応用編)があるからです。頭でっかちの他社の事例集などからのアドバイスならネットでいくらでも拾えます
- 特に経営権の委譲、理念と事業の承継等の問題は、専門的な手続き上の知識を超えて、体験からのノウハウを独自に勝ち取った経営経験者でないと心情を図ることや心からその当事者になりきることは無理かと思います。私は経験者です。そして、コンサルタント会社のトップを30年間も務めてきました。私は、教科書などには書かれていない真実・真理を知っております
私が体得したこと・・・
- いつから、どのような判断・基準で後継者を選ぶのか?
- その後継候補者をどのように育て実力をつけさせ、自覚と責任、やる気と決意をもたせるか?
- 理念、事業、資産(株式等)の承継は会社特性によって違います。その違いにあった承継の方法論には何があるのか?
- 本業をさらに発展させること。同時に、収益の柱を多角化とともに増やすための事業開発を30年以上手掛けてきました。しかも、当社しかできない事業であり独自のビジネスモデルです。この部分が最終的には事業承継の核心となります。御社の場合どうすればよいのか?
- 私から次期社長への経営移譲経験が3社、3回あります。その際の経営移譲に伴うリスクには何があるのか?そして、後継者がその後、着実に経営のかじ取りができるための支援はどうあるべきか?
私からの問題提起!
- 昨今、M&Aの専門会社が雨後の筍のように増えてきました。市場ニーズが増え、儲かるビジネスと考えたからでしょう。そして、その専門仲介会社にはコンサルタントと称してアドバイスをする担当者がいます。しかし、実際に経営者として長年やってきた人はほとんどいません。まして、苦悩の末、企業を第三者に譲った経験をもっている者は皆無に近いと言えます。そのような担当者を軽視してはおりません。ただ、申し上げたいことは、M&Aなどのような一世一代の大事業は、経験した経営者でなければわからないことがあるということです。心の奥底に潜む苦悩と葛藤は複雑多岐にわたり計り知れないものです。私の場合は正に経験者ですので、その部分を手に取るように共感できると思います。
- 会社の株式の譲渡、主にMBOやM&Aは、譲り渡す経営者にとって人生最大の転換劇であり企業を譲り受ける側の経営者とは利害関係の立場から高度な交渉事になります。私はこの交渉事を三度、経験しています。会社の譲渡とは会社の所有する資産を渡すだけのことではありません。精神的な無形の財産、つまり、社風や企業文化、その思いが詰まった企業理念、さらに、創業者精神といったお金では計れない企業価値があります。換言すれば遺産の承継なのです。これをどう継いでいくのか?私は経験しています。経験しているからこそ、企業を譲ると決心した経営者には私自身の経験の裏づけを基に真実味をもってアドバイスさせて頂きます。
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