4月に入社して半年が経過しました。ある程度お客様から課題についてお話を伺えるようになりました。
様々な業種のお客様を訪問して感じることは、社員をいかに定着させるか、社内のコミュニケーションをどのようにして円滑化させていくかについて悩んでいる代表者の方がいかに多いかを感じます。
当社が取り扱う研修メニューのご案内をご覧いただくと決まってお客様は「時間とお金があれば、全部やりたいよ。」と話されます。
そのような中、栃木県内のある企業様から3階層の研修依頼がありました。お話を伺うと以前も研修は行っていたが、成果に結びついていないのではないかとの事でした。
それぞれの階層で様々な課題があり、社員を定着させるためにあらゆる手段を講じて対応されているのだなと改めて感じさせられました。
社員の方々は、社内でいきいきと楽しく働いていらっしゃいましたが、潜在化されない部分での問題や悩みは尽きないものだと感じました。
また、ある社会福祉法人の理事長様と面談した際、施設の規模がかなり規模が大きくなっているということもあり、何か困りごとがないか伺いました。
こちらの社会福祉法人は、障害福祉サービス事業を主として展開しており、施設もだいぶ増え、設立してから20年以上経っております。
福祉系大学や専門学校を卒業して入社される若い方が増えている一方で、民間企業のような生産性向上の意識が欠如しているのではないかというお話でした。
福祉法人の世界は、障害のある方々を支えなければならない反面、赤字経営は、絶対に許されないという大変厳しい側面があります。
生産性向上には職員の方々ひとりひとりの意識を変えないと難しい部分があります。そのような側面を、コンサルタントの立場から指導させていただき、農作業や食品製造に従事していただきます。
職員の皆さんがこれからも、生き生きと働き、施設利用者様と寄り添い、施設が益々発展することを願いつつサポートしていく所存です。
企業様の抱える悩みをひとつひとつ解決して、お客様に寄り添いながら自分自身も成長したいと思っております。
株式会社エルシーアール 事業推進部 佐藤 章