Case Studies

配属後に見えてくる新入社員の “ゆるみ” と “遠慮”

2026.08.17 人材育成

はじめに

4月に新入社員研修を受講し、ビジネスマナーや社会人としての基本を学んだ新入社員。しかし、配属後の現場で働き始めると、研修で学んだ内容が十分に活かしきれず、「学生気分が抜けきれない」 「先輩や上司に遠慮して相談できない」 といった課題が見えてくることがあります。
こうした “配属後のギャップ” は、多くの企業で共通して起こる現象です。そこで今回、県内のある企業で開催した、新入社員フォロー研修内容を紹介します。

企業の悩み

ご相談いただいた内容は、大きく次の2点でした。
・ 配属後の慣れから、身だしなみや基本マナーに緩みが出ている
・ 先輩・上司への遠慮をしてしまい、相談や報連相が十分にできていない

4月の研修で学んだはずの内容が、現場での行動に落とし込まれていない。この “学びと実践のズレ” を埋めることが、今回のフォロー研修の目的でした。

カリキュラム内容

・新入社員研修の振り返り
・ビジネスマナーの再点検 (他者チェック+講師指導)
・遠慮を減らすコミュニケーション (報連相の型)

配属後の慣れから、特に身だしなみが自己流になってしまうケースは少なくありません。そこで今回は、受講者同士の他者チェックと講師による個別指導を組み合わせ“職場で求められる印象” を客観的に確認する時間を設けるようにしました。自分では気づけないポイントを他者視点でお互いに指摘し合うことで、身だしなみの目的を再認識する機会となりました。

また、新入社員の多くが抱える悩みは、「先輩が忙しそうで声をかけづらい」 「相談のタイミングが分からない」 という“遠慮の壁”です。

そこで研修では、

① 上司・先輩との良好な関係を築くためのポイント 
② 「報告」 「連絡」 「相談」のポイント 

① ②について、タイミングや声かけの具体例など、すぐに実践できるようロールプレイングを踏まえながら、実践形式で行いました。
“どう言えばいいか” が分かるだけで、新入社員の行動は大きく変わります。

研修を終えて

研修を受講している様子からは、

① 身だしなみの目的を理解し直す姿 
② 相談の練習で声のトーンが変わる姿
③ 先輩への声かけをイメージしながらメモを取る姿 など、前向きな変化が多く見られました。

新入社員は、配属後の数ヶ月で “働く姿勢” が大きく形づくられます。この時期にフォローを行うことで、「マナーの定着 × 職場への適応 × 相談しやすい関係づくり」 が一気に進みます。

最後に

もし、「新入社員の気が緩んでいるように感じる」 「遠慮して、相談できていない」 「配属後のフォローが十分にできていない」 と感じられている企業様がありましたら、状況に合わせたフォロー研修をご提案できます。新入社員が安心して成長できる環境づくりを、ぜひご一緒に進めていきましょう。


※研修についてはこちらをご覧ください