人事評価者研修 実施事例 サービス業 栃木県県央部
最近、採用活動で苦戦しているお話をよく耳にします。その関係もあり、以前よりも社内制度を新たに構築したり、改めて見直しを検討している企業が多く見受けられます。
今回は既に評価制度を構築しているが、運用面で悩みを持たれていたお客様の事例をご紹介します。
【研修内容】
(1)人事評価者研修
(2)管理職面談(評価者対象)
(3)人事評価者フォロー研修
上記の流れで1年かけて開催しました。
(1)人事評価者研修
評価面談を行う目的や部下の成長を促す面談の進め方を習得することを目的に実施しました。
多くの企業が年に1回または2回、評価面談をすると思いますが、評価する際に起こり得る評価エラー等の注意点を学び、公平・公正な評価ができるよう、ロールプレイングも織り交ぜながら進めていきました。
(2)管理職面談(評価者対象)
(1)の研修を経て、その後社内で実際に上期評価面談を実施し、その後に評価者を対象とした管理職面談を行い、実践してみての感想(良かった点や課題に感じた点等)を質問形式で意見を伺いました。すると、下記のような課題感を抱かれた管理職の方が複数いました。
① 数字で表すことができる業績目標は学んだ通り評価することができたと思うが、数字で表せない部門の業績目標は評価が難しく感じた
② 年上部下との関わり方も含め、難しいと思った
上記のような課題を少しでも改善するため、管理職面談を踏まえ、フォロー研修を実施しました。
(3)人事評価者フォロー研修
管理職面談時に声としてあった上記①と②の内容を中心にカリキュラムを作成し、改めて評価面談時のポイントをおさらいしました。下期評価面談前に開催することで、より発展的な面談に近づけることができると思います。
研修実施後の受講アンケートからは、「課題と感じていた点を復習できて良かった」、「学んだ点を押さえて、年上部下と関わろうと思う」 というお声もありました。
1年かけて 「人事評価面談」 についてお伝えしましたが、お客様からは 「やって良かった。次年度はテーマを変えて、研修を考えているので、また相談に乗って欲しい。」 とお言葉をいただいています。引き続き、お客様に寄り添い、最適なご提案ができるよう心掛けていきます。
株式会社エルシーアール 事業推進部 係長 鈴木 郁央