若手社員コミュニケーション力強化研修 実施事例 システム開発業 栃木県宇都宮市
・研修名:若手社員コミュニケーション力強化研修
・対象:若手社員(システムエンジニア)
・回数:1回7時間、計3回(計21時間)
お客様はシステム開発を手掛けるエンジニア集団企業
「若手社員コミュニケーション力強化研修」を行わせていただきました栃木県宇都宮市内にあるシステム開発業のお客様は、ITソリューションの観点から情報システムの立案、設計・開発、保守や運用に至るまで、お客様の多岐に亘るニーズに応じたサービスを提供されているエンジニア集団企業です。
研修を担当されている部長様より「システムエンジニアは、コンピュータ画面とのやり取りは苦にならなくとも、人とのコミュニケーションに苦手意識を持つ者が総じて多い。どんな仕事も人との関係で成り立っているので、人とのコミュニケーションを高めることで、若手社員には成長してほしいし、顧客の信頼もこれまで以上に得たい」というお話がありました。
エルシーアールからは、若手システムエンジニアの対人コミュニケーション力を上げ、もっと活力のある会社にすべく「若手社員コミュニケーション力向上研修」を提案し、実施する運びとなりました。
この若手社員コミュニケーション力向上研修では半導体エンジニアとしての経験を持つ講師が担当し、1回7時間、全3回のコースで実施しました。
コミュニケーションって何?
コミュニケーションというと、「自分の考えをうまく伝えること」と答える人が多いものですが、辞書によれば「互いに意思や感情、情報を文字や言葉、顔や体を使って伝達すること」です。キーワードは「互いに」です。一方的ではないのです。そしてコミュニケーションがうまくいくと、互いの間には信頼関係が生まれてきます。
ボールコミュニケーション
この研修では手始めに、コミュニケーションを心と体で感じてもらえるよう、ゴムボールを3,4メートルの距離で2人で投げ合う「ボールコミュニケーション」を行いました。相手がとりやすいボールを投げてあげると相手は気持ちよく受け取ってくれます。逆に(故意に)、とりづらいボールを投げると相手は困った顔をします。相手も自分に対しとりづらいボールを投げてくれば、自分も嫌な感情を持つものです。
ロールプレイグを交えた「話す」「聴く」「質問する」研修
この研修では社会人としての基礎を改めて学んでいただく目的もありましたので、カリキュラムとしては「社会人として持つべき意識」、「上司と付き合い方」、「正しい報・連・相」などの基本的なスキルと、「話す」「聴く」「質問する」などの様々な場面別でのコミュニケーションについて、お客様、上司、同僚から一層信頼される人材となっていただくべく、学んでいただきました。受講者の方々には熱心に受講していただきました。
受講者からの声
若手社員コミュニケーション力強化研修を受講された皆様からは、以下のような感想をいただきました。
- 苦手なコミュニケーションの勉強が出来たので、若手社員コミュニケーション力強化研修で習ったことを活かせるようにしたいです
- 初めて耳にした用語、学んだ事も多く充実した若手社員コミュニケーション力強化研修でした。今後、活かしていきたいと思います
- 説明を聞いている時よりも、実際にロールプレイングしてみると出来なかったので、自分に足りない部分が分かりやすかったです
- 講師の方の人柄が良く、良い雰囲気づくりもしてくださったと感じました。お陰様で楽しみつつ若手社員コミュニケーション力強化研修に参加することが出来ました
担当講師も「受講者の方々が、クライアント企業と対等の立場で議論し、より良い技術開発に挑んで社会に広く貢献できる人材になってほしい」と願っていました。