管理職基本研修 実施事例 製造業 栃木県県南
皆様、いつも大変お世話になっております。エルシーアールの倉住です。今回は、社内研修を初めてスタートした企業様のお話を書いていこうと思います。
研修を行ったきっかけ
その企業様は、栃木県内にある製造業のお客様で、今までに社内研修などの実施はしたことがないお客様でした。社長の悩みとしては、管理職がうまく役割を担っていないと感じていました。社長としては、もっと今の管理職がそれぞれの役割を自覚して、行動して、社長と同じ方向(同じ考え方)に進んでほしいという希望がありました。
研修の前に
私は、社長の意見や想いを聞き、一度、社内に戻り案を考えました。その後、私がご提案したのは、ショートバージョンの研修会でした。通常は、4時間×6回の研修提案をするのですが、今回は、研修が初めてだったので、研修慣れも必要だと思い、2時間×3回のショートバージョンの研修をご提案させて頂きました。
研修内容としまして、今回は、3ポイントに絞ってご提案しました。そのポイントは、管理職としての役割をしっかりと認識すること、もう一つは、マネジメントの仕方です。部下や同じ部署のマネジメントの方法を中心に落とし込みをするというものです。最後にいい職場環境にするためのコミュニケーション力です。これはエゴグラムを用いて自分と相手の理解を深めることを認識してもらうものです。講師には弊社、ベテラン講師に依頼をかけ先方の社長にご提案しました。
研修のご提案をした後に、最後に私の方から、研修終了後に講師とのショート面談もご提案させて頂きました。面談内容としては、研修で学んだことの再確認と次回研修までのスモール目標の設定です。こちらの面談もセットで行うことで、受講者にもっと深くまで落とし込みができる利点があります。
いよいよ研修がスタート
研修当日、私も初日は同行させて頂き、少し見学をさせていただきました。社長様に、研修会の冒頭まで居ていただき、その後は、業務の方に戻っていただきました。受講者も最初は、緊張した様子でしたが、研修が始まると徐々に緊張もほぐれていく感じがわかりました。
その後は、順調に研修も進み、研修後は個別で面談が始まりました。講師と研修を振り返り、次回までのスモール目標を設定していきます。2回目以降の面談では、スモール目標の結果の振返りと次回までの目標設定をしていきます。
研修会その後
研修を3回、約3ヶ月のコースが終わり、結果報告と次回への課題として、社長様への報告を行いました。社長様は、非常に喜んでおられ、さらなる課題をお伺いさせて頂きました。
現在では、さらなる研修を実施して頂いております。現在のところは、管理職の皆様もそれぞれに自覚もって行動できるようになったようで、社長様も安心している様子でした。講師からも研修をしていて、仕事に対しての意識や周り(チーム)に対しての意識が変わりつつある様子がわかるようでした。
弊社の研修では、その企業様に合わせたカリキュラムを作成しております。今回のように研修と面談をセットで行うことや、時間を短くし、ポイントを絞った研修にすることも可能です。社内研修にお困りの方や、研修を取り入れたい企業様は、是非、お問合せ頂ければと思います。
株式会社エルシーアール 事業推進部 係長 倉住 準