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フォロワーシップ研修会 実施事例 システム開発会社 栃木県宇都宮市

・研修名:フォロワーシップ研修会

・対象:技術系社員(ソフトウェアエンジニア、システム開発エンジニア)

・回数・時間:計5回(計20時間)

 

 

「フォロワーシップ研修会」受講のきっかけ

栃木県宇都宮市で長年に渡り、日本を代表する超先端企業や超有名大企業向の開発パートナーとしてシステム開発・ソフトウェア開発を行っている企業様で、フォロワーシップ研修を実施させていただきました。

ソフトウェアエンジニアを数多く抱えるこちらの企業様からは、「エンジニア間のコミュニケーションをもっと増やし、それによる情報共有の質・量ともに増やし、開発効率を上げてほしい」とのご要望をうけていました。コミュニケーション不足は、エンジニアとしての力量は高くても部下への指導力が不足したり、会社への帰属意識の低下に繋がる要因でもあり、仕事がスムーズに進まないといったことにもつながっていたとのことです。

そこで今回、”組織を支えるフォロワーシップ力”を身に付けていただくフォロワーシップ研修を実施しました。元来、ソフトウェアエンジニアはコミュニケーションが苦手である傾向は一般的に見られることですが、競合他社にないコミュニケーション力を持つことを自社の特長として、今後の事業展開を図りたいとのご意向がありました。

組織で行うプロセスを重視

フォロワーシップ研修会は全5回で行いました。フォロワーシップには組織への”批判力(提案力)”と成果に導く”貢献力”のふたつの力が重要な要素となります。フォロワーシップ研修会のカリキュラムでは「フォロワーの役割とは何か」をまず学び、次に「フォロワーシップに必要な能力」を解説し、最後に「上司や組織を支える」とは具体的はどんなことなのかを学びます。研修はテキストによる講義だけではなく、フォロワーシップ力自己診断、ワークシート、グループディスカッション、ロールプレイングを実施しました。グループディスカッションは参加メンバー全員の意見を尊重し、その意見に対してグループメンバーで議論し、そして意見を集約するという、組織で業務を行っていくためには必要なプロセスです。

「フォロワーシップ研修会」終了後・・

研修後、しばらくして参加した社員の何人かから少しずつ行動に変化が表れてきたとのことです。自ら率先してコミュニケーションをとってくる人が増え、これまで発言が少なかったリーダークラスからも発言が増えてきたとのことです。これにより他拠点で開発を進めているメンバー間の情報共有も少しずつ増えているとのことです。

プログラミングなどの技術的なスキルの向上に加えて、対外的に積極的に自ら行動ができる人材育成にこれからも力を入れていきたいとのことです。

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