ハラスメント研修 実施事例 製造業 栃木県県央
皆様、いつも大変お世話になっております。エルシーアールの倉住です。
今回も研修事例を一つ、紹介していこうと思っています。今回ご紹介する事例は、ハラスメント研修を実施した企業様です。こちらの会社は、栃木県県央にある製造業の会社です。
ご依頼を頂いた時は、若手新人さんが増えてきている模様で、ベテラン社員からのアドバイスが強い口調になっている場面が多々見られるとのことでした。せっかく投入できた新人さんなので、総務の方は、すぐに辞めさせるわけにはいかない。と、おっしゃっていました。今までにハラスメント研修を行ってこなかったこともわかり、次回までに、カリキュラムを作成し、提案する形となりました。
私は、一度、社内に戻り、カリキュラムの作成に取り掛かり、2hの全3回のカリキュラムを設定しました。内容としては、以下の通りです。
① ハラスメントとは
② アンガーマネジメントについて
③ コミュニケーション力強化
の3つに分けて提案していこうと考えました。第1回目では、ハラスメントの知識とパワハラ、セクハラについて詳しく解説、自己チェックテストなどで、しっかりと理解してもらうとともに、ハラスメントをするとどうなるのか、ケーススタディで学んで頂こうと思いました。
第2回目では、怒りのコントロールです。どんな時に怒りを感じるのか、怒りが出た場合の対処法などグループワークを通して、学んで頂きます。
第3回目で、今後のコミュニケーションの取り方をロールプレイング、ペアワークを通して行って頂き、コミュニケーションギャップなどを理解していただく研修プログラムを作成しました。
実際に研修当日になり、最初は緊張していた受講生の方たちも時間がたつにつれ、慣れてきたのか、楽しく、真剣にワーク等に取り組んで頂きました。さまざまな意見や質問なども多くでていたので、私も見学していて、非常によい研修だったと感じました。
研修後のアンケートでは、
「ハラスメントの基本的な知識を学べてよかった」
「普段からのコミュニケーションの大切さを学べた」
「怒りをコントロールできるように心がける」
などの意見を頂けました。
研修終了後、総務担当の方とお話させていただき、「今回はとても良い研修だった」とお褒めの言葉もいただけました。そして、「継続的にこういった研修をやらなければいけない」ともおっしゃっていました。やはり、研修は一回きりではなく、継続的に行うことで、より効果性が高まると感じました。
現在、社内研修を悩まれている企業様で、社員の「ここを伸ばしたい」「ここを改善したい」など要望がある企業様がいらっしゃれば、是非、弊社までお問合せください。
株式会社エルシーアール 事業推進部 課長 倉住 準