【コラム】助成金を上手く利用して教育に活かす
株式会社エルシーアールの倉住です。今年のゴールデンウィークはステイホームを合言葉に自宅で過ごし、家で普段出来ないことをやりました。特に部屋の掃除をして過ごしました。皆様はどのように過ごされましたか。外出できない日がこんなに続いたことは今までなかったので、色々と戸惑いや不安があるかもしれませんが、この困難を皆様と一緒に乗り越えていきたいと思います。
さて、コロナウイルスで業務上、大変な影響が出ている企業様も多いと思われます。また、あいている時間を上手く活用して社員の方にいろいろな知識を得てもらおうという企業様もいらっしゃるといことも耳にします。今回は、そのような社内研修を考えている企業様に助成金とその活用方法をご紹介させていただこうと思います。
研修等で実施する上で対象となる助成金などはいろいろあります。その中でも多く使われている助成金の一つは、厚生労働省が助成を推進している「人材開発支援助成金」というものです。
この助成金は一言で言うと、社内研修などを通して社員の知識・スキルの向上を目的にしています。そのため、外部から講師を迎えて行うセミナーを実施するのにかかったその何割か助成金が出る仕組みになっています。実際の助成の額は、研修に参加する社員の人数などいくつかの条件によって変わってきますが、おおよそ3割は助成を受けられるパターンが多いです。
国が補助する助成金のため、適切に申請をするためにも事前の計画が重要であり必要になります。
例えば、年間で管理職の研修を開催するとします。まずはどのような研修プログラムにするかを決めていきます。内容が決まったら、予め日程と参加メンバーを決めていきます。その後は、申請書を作成してお近くの受付窓口へ提出します。無事に提出を終えた後に、研修を開始します。
現在、新型コロナウイルス感染症に関連する助成金が出てきています。今回ご紹介した「人材開発支援助成金」も含め、それぞれ目的や会社の状態、課題に合致した助成金があると思われますので、ぜひ厚生労働省のホームページを参照し、上手く活用して社員様のレベルアップなど貴社の成長にご活用していただければと思います。
株式会社エルシーアール 事業推進部 係長 倉住 準
※「人材開発支援助成金」についての詳細は、厚生労働省のホームページをご覧ください