【コラム】新聞記事を読んで:成功へのアプローチ方法
ご無沙汰をしています。エルシーアールの大木です。
今回は気になった新聞記事を紹介します。先日の「毎日新聞」の朝刊に次のような記事が掲載されていました。
記事の内容
「99%は失敗する試みでも2回続ければ0.99の2乗で98%に下がり、…460回繰り返せば460乗で失敗する確率は1%で成功する確率は99%に逆転する」そうです。(果たして、この計算方法は正しいのか?)
ちなみにミドリムシの食品ユーグレナの販路開拓は501回目の営業で大手商社から声が掛かかり、青色LEDは1,500回目で実験成功だそうです。
ユーグレナの開発者は大学生の時にバングラデシュを訪れ、栄養不足の子供を目の当たりにしたのが開発と販路開拓の出発点とのことです。その思いの強さには敬服します。
凡人はどうするか
最先端の技術を開発し商品化するには、それだけの思いが無いと続かないという事なのでしょう。
では、そんな強い思いを持ち合わせていない凡人は実際のビジネスではどうすれば良いでしょうか?
失敗する確率50%の7乗は失敗1%で成功99%、失敗する確率70%の13乗は失敗1%で成功99%です。
凡人は失敗する確率を出来るだけ下げて、出来るだけトライするしかありません。しかし、実際のビジネスでは限られた資源(人・物・金・情報)で失敗する確率を下げることは容易ではありません。
凡人は科学的に思考し、継続的に行動する
それには先人の知恵を学び王道でトライするしかありません。自らの強みを分析し、土俵を決め、成功事例をプロファイリングし、目標をターゲッティングして行動することを地道に進めて少しずつでも続けていくかありません。
科学的に思考するなどと偉そうなことを書きましたが、勉強不足を痛感している今日この頃です。
株式会社エルシーアール 参与 大木 啓樹