Case Studies

若手社員研修 実施事例 製造業 栃木県北部

2025.08.07 人材育成研修

研修のご相談と背景

東京に本社を置き、栃木県北部に工場を持つ企業様より、研修の問い合わせをいただきました。
研修実施の約3ヵ月前、企業の代表者と面談した際に、「最近の若手社員はコミュニケーションを取るのが苦手で、なんとか指導してもらえませんか」とのご相談がありました。
また、人事・総務ご担当者様からも、「当社は女性社員が多く、人間関係が難しい。関係修復を図りたいが、なかなか難しい状況です」とのお話がありました。

参加者は若手社員で、男性は数名、残りはすべて女性でした。年齢は20代から30代後半までと幅があり、研究職に従事されている方々が中心でした。
以前にも同社で研修を実施されたことがありましたが、あまり効果が得られなかったとのこと。今回は、「受けてよかった」と思ってもらえるような内容が求められており、非常にハードルの高い研修であると感じました。

グループワークで見えた積極的な姿勢

研修当日、事前にグループ分けがされており、決められた席に着いた参加者は皆、緊張した面持ちでスタートを迎えました。
しかし、講師が場の雰囲気を和らげるような導入を行うと、徐々に参加者の表情もほぐれ、次第に笑顔が見られるようになりました。グループディスカッションが始まると、女性社員も積極的に発言し、熱心にメモを取りながら意見交換をしていました。

「この様子なら心配ないかもしれない」と思っていた矢先、人事・総務担当者様から、「今日受講している方々は全員ではありませんが、研究職の社員の中には、誰とも話さず一日を終える人もいます」とのお話がありました。
日頃の業務ではお客様との会話の機会も少なく、コミュニケーションを必要としない職種という背景もあるようです。

前向きな姿勢の広がり

そんな中で、受講者の皆さんが特に熱心に耳を傾けていたのが、「相談」のポイントやPREP法に関する内容でした。
普段の業務では要件を伝える機会が少ない分、「結論を先に伝える」という方法が新鮮で、強い印象を残したようです。研修の最後には、個別に質問をされる方も多く、学んだ内容を今後の仕事に活かそうとする姿勢がとても印象的でした。

受講された若手社員の皆さんが、必死に研修の成果を出そうと努力する姿を見て、私自身も「自分も頑張らねば」と気持ちが引き締まる一日となりました。
研修終了後には、皆さんが談笑しながら席を立つ姿が見られ、和やかな雰囲気の中で研修を終えることができました。

担当者からのフィードバックと今後への期待

数日後、人事・総務ご担当者様から「とても有意義な研修でした。対人関係はすぐには改善しませんが、これを機にお互いを思いやれるようになれば」とご連絡をいただきました。
今回の研修が、若手社員の皆様にとって、今後の業務に少しでも役立つものであれば幸いです。
※研修についてはこちらをご覧ください

                         株式会社エルシーアール 事業推進部 佐藤 章