【コラム】仕事の取り組み方

 

 

 

 

 

 

 

コロナウイルスですが、最近、都内で増加が見受けられます。第二派到来に向けて引き続き注意が必要なことには変わりありませんね。マスクをしていると息苦しいし、暑いし・・・、なにかよい方法はないでしょうかね。

ベテラン社員から若手社員へ

さて、コロナウィルスの影響で働き方が大きく変わるのではと言われています。皆様の職場ではどうでしょうか。新しい動きは出てきていますか?
そんなことを考えている折に、先日自宅のガスコンロの交換で業者さんが来訪しました。どうやらベテランの社員と新人社員がコンビを組んでいるようで、ベテラン社員が「そうじゃなくて、こうやるんだ」などと、少し厳しい口調で指導をしていましたが、手取り足取り教えこんでいる様子は、なんだかほほ笑ましく感じました。

よりよい指導の仕方って?

この二人のように新人や若手の社員への指導の仕方はその職場の実態や業種などによっても異なりますが、以前なら職人であれば仕事は「見て覚える」ものであって教わるものではないという考えが当たり前でした。また、時間をかけて指導をしても「なぜ覚えてくれないの」と、新人の覚えの悪いことに腹を立てたり、頭を抱えてしまったりすることもあったと思います。
先輩がすべてを理論づけて説明することも、新人がすべてを理解することもできるわけなく、言葉での説明には限界があります。そんなときには、やはり実績のあるお手本を見て真似することです。職人であれば、動きを真似るのと同時に自分との違いを確認したり、営業なら成績優秀な人に同行してそのコツを学ぶ機会を作ったり、先輩社員としても相手のやる気を引き出すための努力も必要だと思います。

それぞれの働き方

社会に出るときに、働くことの意味や目的を問われることが多いと思います。色々と「仕事」について考えるのではないでしょうか。やりたいことが出来れば一番いいのですが、なかなか見つかるものでもありません。その時に明確な意味や目的を持っているだけで仕事の選び方や取り組み方は違ってくると思います。
私はと言うと、実はあまり深く考えることはなかった感じですが、その中でも自分の価値観に近いものがあったから、ここまで来られた様な気がします。
こんなに曖昧でも、考え方の相違を互いに認めあい、一人一人が「自分の価値観も受け入れられているな」「私みたいなタイプがいてもいいんだな」と思える職場には、人は定着するのではないでしょうか。

株式会社エルシーアール 管理部 係長 生方 優子