【コラム】若手社員へのコミュニケーションの重要性と、はじめの一歩

 

 

 

 

 

 

入社して半年程経ち、まだまだそんなに多くの企業様を訪問しているわけではないですが、採用や離職の悩みを多く聞きます。

ここ最近、転職エージェントのテレビCM、YouTube広告や、転職についてのユーチューバーの動画など、総じて転職を煽るような動きに感じます。

 

友人たちは転職についてどのように考えているか

実際、20代後半である私の周りの友人も転職を経験した人が多く、その理由は、どこでも聞くようなものですが、今回私が気になったのは、逆に転職をしてない人の理由でした。これだけ社会が転職をすすめているような風潮なのに、転職をしない人はどのようなことを考えているのでしょうか。

そこで私の友人の中で転職をしていない人からその理由をそれとなく聞いてみると、
「仕事は大変だけど、先輩みんな面白い人ばっかりだからさ」
「会社の人、一部は変な人もいるけど、みんないい人なんだよね」
「比較的、相談事や要望をよく聞いてくれるからさ」
などの意見が多く感じました。
お金やら労働時間やらが好条件でという意見があると仮定していましたが、それとは全く違う意見でした。

大切なのはコミュニケーション?

そこで、転職をしない人の言う、【面白い人】というものを、深堀していくと、どうやら仕事の話だけではなく、普段の生活のことや、飲みに行った時の面白話、趣味のことなどを普段から話しているようで、しっかりと人間関係が構築されており、コミュニケーションが取れているんだなと想像できます。

転職のハードルが下がり、転職エージェントやSNSなどの誘惑から大切な部下を守る為に、必要なのはこういった良好な人間関係を構築した上でのコミュニケーションであり、こういった普段のコミュニケーションがあることで、仕事の悩み、相談や、もしかしたら、転職を検討しているなどの相談もされ、離職予備軍を見つけ、事前に防ぐこともできるのかもしれません。

コミュニケーションへのはじめの一歩

また、私が思うに、若手社員とのコミュニケーションのはじめの一歩として、具体的な若手への雑談のネタとしてよく挙げられるSNSの話題について有効な質問として

「○○さんってTikTokって知ってる?」
「インスタグラムって知ってる?」
などが、無難な質問かと思います。

ここで注意すべき点は、相手のアカウントを特定するような質問はしないこと。あくまでそのSNSが、どんなものなのか。または、自分もやっているがどうしたらフォロワーが増えるかなどの質問にとどめておき、
「フォロワー何人?」
「どういうのアップしているの?」
などの相手のプライバシーにこちらからは触れてはいけないと思います。

以前、ニュースで「Z世代ではSNSのアカウントを複数もっている人が8割を超える」という記事もあり、リア垢、裏垢、ヲタ垢、などと現実とは基本的に切り離して運用していきたい人が多いとか。とにかくSNSは深掘りしてはいけないと思ってください。

次にYouTubeについての話題としては、
「○○さん、△△っていうユーチューバー知ってる?」
「この前、YouTubeでこういう動画みてさ…」
などが無難な話題だと思います。

YouTubeネタについては、相手の趣味嗜好を把握でき、しっかりと深掘りできればその人の全てを把握できるといっても過言ではないと私は考えます。

そういった若手を知るための最強の話題である反面、一言目の聞き方を、
「YouTubeはどんなものみるの」
「どんなユーチューバーのチャンネルを見るの?」

などと初めから相手の趣味を質問してしまうと、中には答えてくれる人もいると思いますが、オープンクエスチョン過ぎて答えづらいかもしれません。
また、SNSのように、そこには踏み込んでくるなと防波線を張られ、本当は思っていないような適当な答えをされてしまうかもしれません。

ですので、初めに挙げた2つのような自分が見た動画などの質問から、少しずつ広げていくといいかもしれません。

話し込んでいく中で相手がどんなものを見ているかまで聞けたら、同じ動画を後で見てみたりして聞くのはありかもしれません。

以上、簡単ではありましたが20代後半の私が思う社内の上司からの雑談で最も有効かつ危険なSNSなどの話題についての無難な質問方法と注意点についてでした。
年齢が高くなる程、SNSの話題は部下にとって親しみを持ってもらえるので是非、この諸刃の剣を手にしてZ世代を攻略してみませんか?

                  株式会社エルシーアール 事業推進部 吉村 賢人