【コラム】ネット記事からの気づき

 

 

 

 

 

 


今回はネットの記事(東洋経済オンライン)で見かけたもの“応用力がない人の4大共通NG”の記事を見て、初めはその4つをチラッと見て終わりかなと考えておりましたが、あまりにも自分自身に当てはまってしまったので、この場をお借りして共有したいと思います。


応用力がない人の4大共通NG
① 「教えてもらったこと」しか行動できない
② 物事に対しての「問題意識」が乏しい
③ 正解ばかりにこだわる「正解主義」
④ 「自分の視点だけ」で物事を決める
以上の4つだそうです。

ひとつひとつ考えてみると

① 「教えてもらったこと」しか行動できない
私も学生時代に野球をやっていて、とにかく反復練習、数をこなす事ばかりに意識が行ってしまい、社会人になった当初、まさにこの教えてもらったことしかできない人間になってしまっておりました。
お客様がいらっしゃっても「いらっしゃいませ」などと挨拶しかできず、要件を聞くこともできませんでした。来客があったら要件を聞くことぐらい教わらずとも誰でも想像できるのに、と。そんな私を含め、この応用力が欠けている人はいるのではないでしょうか。
仕事の背景や意味を掘り下げ、その「目的」を明確に捉えることで、一歩前進するのではないかと私は考えます。

② 物事に対しての「問題意識」が乏しい
普段、新聞やニュースなどをみて、「そもそもなぜ日本企業は年功序列のメンバーシップ型になり、欧米の企業はジョブ型なのか」、「EVの普及やカーボンニュートラルについて頻繫に取り上げられるが、そもそも毎年のように排ガス規制やら、低燃費化でどの自動車メーカーも企業努力して環境に良い開発を続けているのに、なぜ急にEVだけになるのか」などの疑問を抱いたことはないでしょうか。

この記事によると、大切なのはその答えを見つけるよりも「問題意識」を持って自問自答し続けることだそうです。そうして、主体的に学んでいくと、自分の中の「引き出し」の数が増えていき、結果として応用力が身につくとのことです。

せめて仕事に関係することぐらいはこの問題意識を持って深堀して理解や知見を広めたいですよね。

③ 正解ばかりにこだわる「正解主義」
これは私自身、恥ずかしながら3年間程これに縛られていました。当時の上司にも「仕事は白と黒の2つじゃないんだ」と何度も言われその都度、意味が分かわず、グレーはダメなんじゃないかとか考えておりました。

しかし、仕事を通じて色々なことを経験させていただく中で、世の中には「正解のない事象」の方が圧倒的に多く、それを自分なりのモノサシでさばいてきた中で、その意味が分かり始めてきました。

おそらく若手社員の方でこの正解主義に囚われている方がいらっしゃったら「人の振り見て我が振り直せ」のように起こりうるあらゆる事象を「自分ならこうする」などと考えていくなかで、ここの応用力が少し身についてきた経験が私はあるので、何かの気づきになればと思います。


④ 「自分の視点だけ」で物事を決める
記事によると、個別具体的な経験からの学びは大切ですが、「過度な一般化」により、「歪んだ認知」が形成され、それが個別具体の事例により再強化されることがあります。「過度な一般化」による歪んだ認知の再強化プロセスを、認知心理学で「認知のバイアス」と呼びます。

「自分の考え」「仮説に合う都合の良い情報」「自分の思い込み」を正当化する情報を無意識に集め、記憶すると同時に、「異なる情報」は無意識に排除したり、軽視したりする。これが繰り返されることにより、歪んだ認知が再強化されていくのが「認知バイアス」です。

経験から学ぶことは必要ですが、「自分の考え」、「仮説に合う都合のいい情報」、「自分の思い込み」を正当化することで物事を決めてばかりの人は、「応用力」が身につかず、狭い視野のままです。

以上のようなことで自分なりに解釈すると、「自分が正しい」という考えは愚かであるケースも多々あると認識することなのではないかと考えます。


以上の4つが、自分自身にこれまでを振り返ると恥ずかしいぐらい当てはまってしまい、自分なりに振り返り解釈してみました。こちらのコラムを読んで、部下育成などの何か気づきを見出していただければ幸いでございます。また、まだまだ未熟者ではございますので、私の解釈などご指摘、アドバイス等いただけますと幸いです。


参考 “永遠に仕事できない「応用力がない人」共通4大NG

 

                  株式会社エルシーアール 事業推進部 吉村 賢人