・研修名:目標による仕事管理の進め方 研修
・対象:管理職の方々
・時間、回数:1回6時間、計2回
お客様は栃木県内の葬祭業
栃木県宇都宮市に本社を構える葬儀事業を行っている企業様向けに社内教育を行わせていただきました。この企業様は、栃木県内に複数の葬儀ホールを運営している企業様です。
社内の研修に関する担当者様から、幹部職員に対しての教育を行いたいとのご相談がありました。
悩み・・・目標管理がうまく回っていない
お話を聞くと、会社の方針に沿った形で職員一人一人に対して目標管理制度を導入し、年に数回の個人面談と行動評価をおこなっているものの、職員一人一人の改善行動が弱いとのことでした。また、管理職者も人事評価を行うものの、会社としての成長や職員の力量向上につなげる力が十分でないとのお話でした。そこで、管理職の方々に対してもう一度「目標管理の基本」を学んでいただくことになりました。
研修は本社会議室にて行いました。
「ヒト」と「コト」を分ける
管理職の方には一日6時間、2日間のコースで研修を行いました。
管理職に求められることとして、「仕事(コト)」に対する強さと、「部下(人)」に対する優しさの両方を持つ必要があることを知っていただきました。出席者の中には管理職になって間もない方もおり、「部下に言わなければいけないことがなかなか言えない」などの悩みの声もありました。そんな時でも「コトとヒトは分けて接すること。ヒトの部分は相手を信頼し認め合う気持ちを持てば、言いづらいことも言えます」とアドバイスしました。
目標管理の上手な運用とは
目標管理については、目標はできれば頑張れば手が届く120%の目標が良いこと、目標はたてるだけでなく定期的な進捗打合せを行い、困っていることがあれば上司が相談に乗り、適当なアドバイスをしてあげる日常管理が必須であることを理解してもらいました。また評価をするのは結果だけでなく、部下の行動プロセスや部下自身の人としての成長を見てあげることが大切であることもわかっていただきました。
グループディスカッション、グループワークで意見交換
研修はグループディスカッションやグループワークを数多く入れました。他人の意見を聞くことは研修の効果を高めることが知られています。
最後に模造紙に今後のアクションプランを作成・発表してもらうことで研修を修了しました。
研修後の受講者の意見
・実践的な内容で、今後に活かしていきたい
・基本的な内容なので、とても勉強になった。部下との接し方も今後に繋がる
・ディスカッションが多かったので、他の人の意見も聞けてよかった。
一般職の研修にも展開
こちらのお客様からは、一般の職員にも研修を行ってほしいとのご要望をいただきました。仕事の基本であるPDCAがうまく回らないこともあるので、PDCAの基本を学ばせてほしいとのことでした。その後、一般の職員様向けにも研修を実施させていただきました。