ISO45001新規認証取得支援 実施事例 建設業 栃木県宇都宮市 

・認証規格:ISO45001 労働安全衛生

・建設業(栃木県宇都宮市)

・対象:全従業員(10名)

 

 

 

 

 

 

労働安全衛生マネジメントシステム(ISO45001)新規認証取得のきっかけ

労働安全衛生マネジメントシステムISO45000:2018新規取得コンサルティング業務を行わせていただきました宇都宮市内にある建設業の企業様は、栃木県内を中心に、“住む人の健康”をテーマに置いた注文住宅とリフォーム業を中心に展開されている住宅建築・建設業です。

建設業では安全が第一、そしてISOを経営に生かしたい

担当者様より「私たちは建築・建設業を営む以上、現場の安全は何よりも重要視しなければいけないことである。安全を確保するための知識や仕組み作りは以前から強い興味があった。ISO9001(品質)とISO14001(環境)は既に認証を取得しており、経営に活かす形でうまく回っている。会社の成長のためには次なる認証取得のテーマとして労働安全衛生の仕組み作りが適しているとタイミングであると判断した。労働安全衛生の国際規格がOHSAS規格からISO規格に変わることも知ったので、良い機会だと考え取組みたいと考えた」とのことでした。

とはいっても「労働安全衛生のシステム構築には何から手を付けていけばよいか全くわからない状態」だったので、コンサルティングを受けるのが手っ取り早いと考え、エルシーアールに問い合わせしたとのことでした。

ISO45001の理解を進めながら新規認証取得を狙う“研修型”コンサルティング

そこで弊社では、「現場の安全を守る、実情に合ったISO45001の構築」をゴールとし、「従業員にISO45001の理解を深めながら新規認証取得を狙う“研修型スタイル”」を提案させていただきました。数名のISO担当者だけが規格やマニュアルを理解し、審査を通すだけのマネジメントシステム構築は、経営の役には立ちません。「会社をよくしていくためにISOを活用する」ということを従業員がよく理解することが大切ですので、従業員が規格の目的と意図を理解していただけるように研修型で進めました。

審査をスムーズに受けられるようサポート

研修は、長年、大手エレクトロニクスメーカーにて品質管理業務に携わり、ISOのコンサルティングの経験も豊富な講師が担当し、1回4時間の合計10回で実施しました。

前半は主にISO45001の新規格の理解と文書関連の構築作業。後半では、実際に運用していただいた際の問題点や改善点などをまとめ、審査をスムーズに受けられるようにサポートさせていただきました。内部監査員講習、マネジメントレビュー演習も行いました。

コンサルティング成果物

コンサルティングの成果物として主に以下の文書・帳票類を作成しました。

・労働安全衛生マニュアル
・労働安全衛生方針、労働安全衛生目標
・組織の課題、リスク及び機会
・労働安全リスクアセスメント
・労働安全関連法規制一覧表
・文書管理台帳、社内有資格一覧、教育記録
・各種労働安全衛生規定集 他

担当者様からのご感想

(株)エルシーアールのシンプルなモデル文書と、講師のわかりやすい講義のおかげで、とても運用しやすく役立っています。フォーロー体制も整っているので、また何かあったら相談したいと思っています。

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