【コラム】「伝える」 と 「伝わる」 の大きな違い

 

 

 

 

 

 

普段仕事をしていて、ここ最近非常に
「伝える」 と 「伝わる」 事に改めて考える事がありました。
似ているようで、意味が異なります。

「伝える」 とは、自分自身から相手へ一方的に意見や考え、物事を送ること
「伝わる」 とは、自分自身から相手へ一方的でなく、伝えたい意見や考え、物事を送り、理解されること

だと、私は考えております。
大きな違いは主語にあります。

営業活動やデスクワークをしていて、私も 「伝わる」 事が薄れてしまう事があります。
一方的に伝えていても、相手に伝わっていなければ意味がありません。
もちろん、仕事の成果や人間関係構築は得られません。

まずは、相手の事、相手の状態を理解する事が先決です。
「伝わる」 為の準備が重要だと思います。

よく買い物をする時に
積極的に声掛けをしている人を目にすると思います。
成果を出す為に、ヒアリングして、商品・サービスの価値を伝えてという事が
先決してしまい、お客様(相手)の事や状態とズレている。
そんな接客を受けたご経験がある人も多いと思います。

しかし、反対に気付いたら当初考えていなかったけれども、
気付いたら自分から手を伸ばし、お金を払っている。
そんな経験をされた事もあると思います。

それは、自分自身でなく、相手の事を理解し、
理解してくれている、承認してくれているという気持ちが高まり、
信頼性が高まっているからだと思います。

「伝える」 と 「伝わる」 一文字違いですが、
仕事の成果はもちろん、良好な人間関係も築けるので、
「伝わる」 という事を意識したり、たまに振り返ることは大切だと思いました。

               株式会社エルシーアール 事業推進部 鈴木 郁央


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